2008年7月21日

ブラックブック (BLACK BOOK,原題ZWALTBOEK)、2006年、オランダ

時は第二次大戦のオランダ
戦争という抗えない時代の流れにのみこまれた主人公
運命は津波のように何度も何度も押し寄せる
それでも正しいと信じたものをその手にしっかりと握りしめ、
愛すべきを愛し、必死に生き抜く力は真っ直ぐでぶれない


u-san<91点>


真実と事実との間を巧みに展開するポール・バーホーベンの“見せ方”は古典的でもあり、斬新でもあり、
映画を知り尽くした監督ならではの醍醐味があります
主役のカリス・ファン・ハウテンは様々な“顔”を持ち、
年齢よりも経験豊かな世代の女優だと感じさせてしまう
配役・脚本・演出共に素晴らしいおすすめの映画


veropon<96点>

たくさんの裏切りが彼女の運命を変えて、

その中でも強く美しく生きる
主人公の姿に素晴らしさを感じました
「生きぬく」という言葉にとても重みを感じた作品でした


ブラックブック (BLACK BOOK,原題ZWALTBOEK)、2006年、オランダ
監督・脚本:ポール・バーホーベン(Paul Verhoeven)
主演:カリス・ファン・ハウテン(Carice van Houten)






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